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抽斎は小字おさななを恒吉つねきちといった。故越中守信寧のぶやすの夫人真寿院しんじゅいんがこの子を愛して、当歳の時から五歳になった頃まで、殆ほとんど日ごとに召し寄せて、傍そばで嬉戯きぎするのを見て楽たのしんだそうである。美丈夫允成に肖にた可憐児かれんじであったものと想われる。
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