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(三)平生、同所にて作業せる石工にして、姪浜町七五番地ノ一に居住せる脇野軍平は、前々日来、その妻女ミツ、及、養子格市と共に腹痛下痢を発し、流行病の疑うたがいを受けて交通を遮断されおりしが、日ならずして本服後、二人に問い試みしところを綜合するに、頃日来けいじつらい、作業中、疑わしき人物の石切場に立ち入り、又は附近を徘徊はいかいせしようの記憶無し。又同人等の疫病に関しては同所の魚類等は常に新鮮なるを以て、食物中毒等の原因は考慮し得ず。結局病原不明に帰せりと。
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