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おれが生きていようとは、さすがのきみも意外だったろう。魔術師の腕まえはザッとこんなものさ。ところで、今夜は、きみのためにさんざんのめにあわされたね。ざんねんだが、おれの負けとしておこうよ。だが、最後のどたんばで、きみはあっけなく獲物を逃がしてしまったじゃあないか。明智君、これまでのところは、おれのふくしゅう事業の序幕にすぎないのだぜ。これからほんとうにおそろしいことが始まるのだ。きみも小林も、それから探偵団のチンピラどもも、首を洗って待っているがいい。今におれの知恵のおそろしさを堪能たんのうするほど見せてやるから。
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